…語源はギリシア語のカタロゴスkatalogos(数え尽くすこと)で,ラテン語catalogusを経由してフランス語のカタログcatalogueとなる。日本では終戦直後まで型録(カタログ)で通用していた。カタログは1470年代にヨーロッパで本のリストとして登場し,アメリカでは19世紀末から,シアーズ・ローバック社に代表される,カタログで直接に多数広範な顧客から受注を得るカタログ商法が発達した。…
※「型録」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」