品書(読み)シナガキ

デジタル大辞泉 「品書」の意味・読み・例文・類語

しな‐がき【品書(き)】

品物の名を書き並べたもの。品物の目録品付け。「料理屋品書き
[類語]献立献立表メニュー書誌書目品目番組カタログリストプログラム

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「品書」の意味・読み・例文・類語

しな‐がき【品書】

  1. 〘 名詞 〙 品物の名を並べ書くこと。また、その書付。品付。
    1. [初出の実例]「源氏物語と平家ものがたりは同じ軍書とおもひ、伊勢は内宮外宮の講釈、うつぼは塩魚の品書(シナガキ)でも書てあるものの様に思ふて居る」(出典:寄合ばなし(1874)〈榊原伊祐〉初)

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世界大百科事典(旧版)内の品書の言及

【献立】より

…食事の内容を構成する料理の種類とその組合せ,また,その順序を定めること。献立書(がき),献立表はそれを記したものであるが,現在では飲食店が客に販売する料理や飲物の品書(しながき)をいうことも多い。中国料理の場合は菜単(さいたん∥ツアイタン),洋風料理の場合にはメニューと呼ぶのがふつうである。…

※「品書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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