精選版 日本国語大辞典 「垢擦」の意味・読み・例文・類語 あか‐すり【垢擦】 〘 名詞 〙 あかをこすり落とすこと。また、そのための道具。絹や呉絽(ごろ)などの布類、軽石、ヘチマの実の繊維などを用いる。[初出の実例]「火ろをばちろと言ひ、湯浴むるをばあかすりせんといふに」(出典:前田本枕(10C終)二六八)「うぬが垢摺(アカスリ)で、おれが背中を引っこすりゃアがれ」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例