垣ノ内遺跡(読み)かきのうちいせき

日本歴史地名大系 「垣ノ内遺跡」の解説

垣ノ内遺跡
かきのうちいせき

[現在地名]新穂村大野 垣ノ内

佐渡山中から西方へ蛇行して下る大野おおの川左岸の中位段丘上に立地し、標高約二五メートルを測る。縄文後期の遺跡。昭和五五年(一九八〇)県営圃場整備事業により発掘調査を実施。土器は縄文後期初頭から前葉のものが主体で、とくに本土の三十稲場式土器の影響を強く受け、花弁状刺突文の甕・蓋や縁帯文の土器が多い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android