垳村(読み)がけむら

日本歴史地名大系 「垳村」の解説

垳村
がけむら

[現在地名]八潮市垳

古綾瀬ふるあやせ(現垳川)左岸の沖積地に位置し、西は浮塚うきづか村・大曾根おおそね村。田園簿では田方一八三石余・畑方二三石余、幕府領領主の変遷は大曾根村と同じ。天保六年(一八三五)の八条領村鑑(小沢家文書)によると、寛永四年(一六二七)検地で高二〇四石余、反別は田方二二町七反余・畑方四町三反余、本所ほんじよ上水堀跡の新田は幕府領垳村新田と称され、享保一八年(一七三三)の検地で高四斗余、用・排水は八条用水組合・古利根川中川筋藻刈組合・綾瀬川筋藻刈組合に所属。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android