城隍(読み)じょうこう

精選版 日本国語大辞典 「城隍」の意味・読み・例文・類語

じょう‐こうジャウクヮウ【城隍】

  1. 〘 名詞 〙 城と濠(ほり)。また、城をとりまく濠。転じて、城市・町の意にも用いる。
    1. [初出の実例]「或攻撃城隍、或虜掠百姓並依十人以上論」(出典:律(718)賊盗)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐班固伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「城隍」の読み・字形・画数・意味

【城隍】じようこう(じやうくわう)

城のから堀。城隍神を祀る。〔北斉書、慕容儼伝〕懸、衆懼す。~中に先に祠一り。俗にと號(い)ふ。(つね)にするり。是(ここ)に於て士卒の心に順ひ、乃ち相ひゐてし、冥んことを冀(ねが)ふ。須臾(しゆゆ)にして衝風(たちま)ちり、濤涌激す。

字通「城」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む