城隍(読み)じょうこう

精選版 日本国語大辞典 「城隍」の意味・読み・例文・類語

じょう‐こうジャウクヮウ【城隍】

  1. 〘 名詞 〙 城と濠(ほり)。また、城をとりまく濠。転じて、城市・町の意にも用いる。
    1. [初出の実例]「或攻撃城隍、或虜掠百姓並依十人以上論」(出典:律(718)賊盗)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐班固伝〕

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普及版 字通 「城隍」の読み・字形・画数・意味

【城隍】じようこう(じやうくわう)

城のから堀。城隍神を祀る。〔北斉書、慕容儼伝〕懸、衆懼す。~中に先に祠一り。俗にと號(い)ふ。(つね)にするり。是(ここ)に於て士卒の心に順ひ、乃ち相ひゐてし、冥んことを冀(ねが)ふ。須臾(しゆゆ)にして衝風(たちま)ちり、濤涌激す。

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