衝風(読み)しょうふう

精選版 日本国語大辞典 「衝風」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ふう【衝風】

  1. 〘 名詞 〙 にわかに起こる風。突風はやて。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「一陣の衝風(シャウふう)人を吹き倒し」(出典随筆・茶山翁筆のすさび(1836)一)
    2. [その他の文献]〔楚辞‐九歌・河伯〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「衝風」の読み・字形・画数・意味

【衝風】しようふう

はやて。〔楚辞九歌河伯〕女(なんぢ)と九河ばんとすれば 衝風りて波をたふ

字通「衝」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android