執金剛(読み)しっこんごう

精選版 日本国語大辞典 「執金剛」の意味・読み・例文・類語

しっ‐こんごう‥コンガウ【執金剛】

  1. ( 「しっこんごうじん(執金剛神)」の略 ) =しゅうこんごうじん(執金剛神)
    1. [初出の実例]「いにしへの巨(おほ)き匠(たくみ)の霊(たま)ごもる執金剛(シッコンガウ)を見ればたふとし」(出典新月(1912)〈佐佐木信綱〉)

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百科事典マイペディア 「執金剛」の意味・わかりやすい解説

執金剛【しっこんごう】

〈しゅうこんごう〉とも読む。仏法を守護する夜叉(やしゃ)神で,金剛力士に同じであるが,仁王に分かれる前の形ともいう。金剛杵(しょ)を持つ忿怒(ふんぬ)形で表現される。東大寺法華堂の像は秘仏として伝えられ著名。

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