堀坂村(読み)ほつさかむら

日本歴史地名大系 「堀坂村」の解説

堀坂村
ほつさかむら

[現在地名]津山市堀坂

勝北しようぼく郡に属し、村内を北から西へ、さらに南へと加茂かも川が迂回して流れる。「東作誌」に「堀切と称して山を穿抜往来とす、此故に邑の名を堀坂と云」とある。永徳三年(一三八三)三月二日の肥塚範重譲状(肥塚家文書)に「ほつさか」があり、舎弟小四郎に檀那地が譲られている。文明一四年(一四八二)の檀那村書(同文書)に「ほつさか村」がある。

慶長九年(一六〇四)検地では拝領高六二六石余に対し検地高は七二四石余で、九七石余を打出している。名請人のうち屋敷持二六人・無屋敷三五人(岡山県史)領主の変遷は福井ふくい村と同じ。正保郷帳では田方五二九石余・畑方九六石余、元禄一〇年(一六九七)の美作国郡村高辻帳では八〇五石余、うち改出高一三三石余・開高四五石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む