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堀田原(読み)ほつたわら

日本歴史地名大系 「堀田原」の解説

堀田原
ほつたわら

浅草黒船あさくさくろふね町西裏から小石川富坂こいしかわとみさか町代地北西までの一帯をさす。「御蔵のうしろ」との汎称もある。かつてここは堀田相模守(出羽山形藩主堀田正亮か)屋敷地であったことによるという(御府内備考)。寛永江戸図には堀田加賀(正盛)下屋敷とみえる。享保一七年(一七三二)に相模守屋敷が類焼したのちは上地となり浅草御蔵火除原となったが、その後大的場が設けられた。寛政四年(一七九二)には柳原新やなぎはらあたらシ橋外にあった馬場が移され、同時に騎射場が作られて弓馬を講ずる所となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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