堀秀成(読み)ほり ひでなり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「堀秀成」の解説

堀秀成 ほり-ひでなり

1820*-1887 江戸後期-明治時代国学者,神職。
文政2年12月6日生まれ。下総(しもうさ)古河(こが)藩(茨城県)藩士富樫(とがし)(鬼島(きじま))広蔭(ひろかげ)にまなび,音韻学に精通した。維新後,伊勢神宮,金刀比羅(ことひら)宮で教師をつとめ,おおくの著作をのこした。明治20年10月3日死去。69歳。名は別に茂足。通称内記,八左衛門。号は琴舎。著作に「仮名本義考」「語格全図」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「堀秀成」の解説

堀秀成 (ほりひでなり)

生年月日:1819年12月6日
江戸時代末期;明治時代の古河藩士
1887年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の堀秀成の言及

【音義説】より

…しかし,前提に誤りの存することを認めず,いたずらにかってな解釈をおし進めたので,それは江戸時代の後期,単に一部の国学者によって熱心に唱えられただけで終わった。この立場の最も徹底した代表者は,富樫(とがし)広蔭と堀秀成である。秀成はその学問的生涯を音義説にささげ,これに関する多くの著述を残した。…

※「堀秀成」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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