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堤磯右衛門 つつみ いそえもん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

堤磯右衛門 つつみ-いそえもん

1833-1891 明治時代の実業家。
天保(てんぽう)4年2月2日生まれ。横須賀造船所工事監督のときフランス人に石鹸(せっけん)の製造法をおしえられ,明治6年わが国ではじめて洗濯石鹸を製造,翌年には化粧石鹸もつくった。明治24年1月28日死去。59歳。武蔵(むさし)久良岐郡(神奈川県)出身。名は豊光。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

堤磯右衛門

没年:明治24.1.28(1891)
生年:天保4.2.2(1833.3.22)
明治時代の実業家。日本での工場製石鹸の創始者。武蔵国久良岐郡磯子村(横浜市)の名主堤国造の長男で幼名元次郎。父の死で10代磯右衛門襲名。横須賀造船所工事の監督の際,フランス人舎密(化学)工で写真師のボイルから製法を伝授され,丸善の早矢仕有的らの協力で明治6(1873)年3月「石鹸ニ紛ラ(ハ)シキ廉品」を製出,4月三吉町(横浜市中区)に製造場を開設,7年化粧石鹸の生産を始める。10年経営安定とともに伝習生を受け入れる。「経歴書」には「透明石鹸」とある。14年勧業博で有功2等受賞するが,不況と競争激化で23年5月生産中止,26年廃業した。<参考文献>『花王石鹸五十年史』『神奈川県史・人物』,楫西光速『日本産業資本成立史論』

(小林正彬)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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