場所学習(読み)ばしょがくしゅう(その他表記)place learning

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「場所学習」の意味・わかりやすい解説

場所学習
ばしょがくしゅう
place learning

目標地点が空間中のどこにあるかという空間的な関係学習することをいう。認知論的な立場から学習に関する理論を構成しようとした E.C.トールマンの用語で,反応学習とは対蹠的な概念迷路学習の場合を例にとれば,どの方角通路をとれば目標に着くかを把握するにいたること (認知地図獲得) が場所学習であるとされる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android