場所学習(読み)ばしょがくしゅう(その他表記)place learning

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「場所学習」の意味・わかりやすい解説

場所学習
ばしょがくしゅう
place learning

目標地点が空間中のどこにあるかという空間的な関係学習することをいう。認知論的な立場から学習に関する理論を構成しようとした E.C.トールマンの用語で,反応学習とは対蹠的な概念迷路学習の場合を例にとれば,どの方角通路をとれば目標に着くかを把握するにいたること (認知地図獲得) が場所学習であるとされる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む