ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「認知地図」の意味・わかりやすい解説 認知地図にんちちずcognitive map E.C.トールマンの用語。単に認知図ともいう。学習に際して,生体が形成する環境の空間的な関係についての認知構造のこと。彼によると,学習は刺激と反応 (S=R) の結合ではなしに,目標とそれに達するための手段との関係についての認知構造ないし認知地図ができあがる過程であり,ネズミが迷路学習を行うにも,目標地点までの,このような認知地図が形成されるという。 (→潜在学習 ) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by