認知地図(読み)にんちちず(その他表記)cognitive map

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「認知地図」の意味・わかりやすい解説

認知地図
にんちちず
cognitive map

E.C.トールマン用語。単に認知図ともいう。学習に際して,生体が形成する環境の空間的な関係についての認知構造のこと。彼によると,学習は刺激反応 (S=R) の結合ではなしに,目標とそれに達するための手段との関係についての認知構造ないし認知地図ができあがる過程であり,ネズミ迷路学習を行うにも,目標地点までの,このような認知地図が形成されるという。 (→潜在学習 )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む