精選版 日本国語大辞典 「塊金」の意味・読み・例文・類語 かい‐きんクヮイ‥【塊金】 〘 名詞 〙 砂金といっしょにとれる金の大きな丸いかたまり。[初出の実例]「世にいまだ定ったる政府も、造幣寮もなき時代にても、塊金(カイキン)又は砂金などを用ゐて、世の人が交易を遂げたるを以て」(出典:開化問答(1874‐75)〈小川為治〉二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
岩石学辞典 「塊金」の解説 塊金 砂鉱に産する金の塊または破片で,普通は大きさが変化し1cm以上になる.大きなナゲットでは1~10lb(約450g~4.5kg)の重量のものが珍しくなく,オーストラリアのBallaratで発見されたWelcome Stranger nuggetは2 280oz(約6.5kg )ある[Lindgren : 1928, Bateman : 1952].近年,ナゲットは溶液からの成長と考えられている. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報