塩分濃度差発電(読み)エンブンノウドサハツデン

デジタル大辞泉 「塩分濃度差発電」の意味・読み・例文・類語

えんぶんのうどさ‐はつでん【塩分濃度差発電】

海の塩水と河川淡水塩分の濃度差を利用する発電方式。塩水と淡水を半透膜で仕切り、半透膜にかかる浸透圧の差を利用して海水水位を上げ、上昇した海水を落下させ、その運動エネルギーによりタービンを回転させて電力を得る浸透圧発電方式と、イオン交換膜の間に塩水と淡水を供給し、陽イオン陰イオンの濃度差をつくり、陽極陰極電位差から電力を得る逆電気透析方式がある。いずれも技術的には可能だが、半透膜やイオン交換膜のコストが課題となっている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む