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塩化ベンザル えんかベンザルbenzal chloride

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

塩化ベンザル
えんかベンザル
benzal chloride

化学式 C6H5・CHCl2 。沸点 205℃の無色液体。トルエンの光塩素化で生成する。水に不溶,エチルアルコール,エーテルに可溶。アルカリや濃硫酸の作用でベンズアルデヒドになる。ベンズアルデヒド,ケイ皮酸などの原料である。

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世界大百科事典 第2版の解説

えんかベンザル【塩化ベンザル benzal chloride】

塩化ベンジリデンbenzylidene chloride,α,α′‐ジクロロトルエンなどともいう。刺激性,催涙性のある無色の液体。湿気の多い空気中では白煙を生じる。融点-16.2~-16℃,沸点205.15℃,比重1.26。水に不溶,アルコール,エーテルに可溶。トルエンの塩素化により得られる。アルカリや濃硫酸と反応してベンズアルデヒドになる。ベンズアルデヒドの製造原料などとして用いられる。【村井 真二】

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