白煙(読み)ハクエン

デジタル大辞泉 「白煙」の意味・読み・例文・類語

はく‐えん【白煙/白×烟】

しろいけむり。また、そのように見えるもの。しろけむり。
[類語]黒煙紫煙けむりけぶり火煙炊煙朝煙夕煙香煙硝煙砲煙煙幕噴煙排煙油煙煤煙狼煙のろしすすくゆらす煙い煙たいむせっぽい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「白煙」の意味・読み・例文・類語

はく‐えん【白煙・白烟】

  1. 〘 名詞 〙 白色のけむり。また、靄(もや)などの白いけむりのように見えるもの。しろけむり。
    1. [初出の実例]「曠野当晴珠露耀、長河迎暁白煙深」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)三・月下言志〈藤原明衡〉)
    2. 「阿蘇山の白煙(ハクエン)を目がけて」(出典:忘れえぬ人々(1898)〈国木田独歩〉)
    3. [その他の文献]〔王維‐遊悟真寺詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android