塩化窒素(読み)エンカチッソ

化学辞典 第2版 「塩化窒素」の解説

塩化窒素
エンカチッソ
nitrogen chloride

NCl3(120.37).三塩化窒素(nitrogen trichloride)ともいう.アンモニウム塩の酸性水溶液に過剰の塩素または次亜塩素酸HClOを作用させると生成する.工業的には,塩化アンモニウムの酸性水溶液の電気分解で製造する.クロロホルムで抽出できる(18% 以下のCHCl3溶液は安定である).室温では黄色の油状の刺激臭のある液体分子は三方すい型構造,N-Cl1.759 Å.∠Cl-N-Cl107.1°.融点-40 ℃,沸点107.1 ℃.密度1.65 g cm-3(20 ℃).光,衝撃,加熱(93 ℃ 以上)で爆発する.CCl4,CHCl3,CS2,ベンゼンなどに可溶.熱水で加水分解してNH3とHClOを生じる.水の塩素消毒で発生して塩素臭の原因となっている.小麦粉漂白殺菌,消毒剤などに用いられる.有毒.[CAS 10025-85-1]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む