塩屋古麻呂(読み)しおやの こまろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「塩屋古麻呂」の解説

塩屋古麻呂 しおやの-こまろ

?-? 奈良時代官吏
養老5年(721)皇太子時代の聖武(しょうむ)天皇の教育係となる。6年養老律令撰修の功により田5haを給付される。明法(みょうぼう)博士,判事,大学頭(かみ)などを歴任し,天平(てんぴょう)13年大宰府(だざいふ)で藤原広嗣(ひろつぐ)の乱にかかわった者の裁判をおこなった。名は吉麻呂とも。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例