塩津誠作(読み)シオツ セイサク

20世紀日本人名事典 「塩津誠作」の解説

塩津 誠作
シオツ セイサク

明治〜昭和期の新聞記者



生年
明治9年12月26日(1876年)

没年
昭和7(1932)年7月9日

出生地
岡山県都窪郡茶屋町(現・倉敷市)

学歴〔年〕
同志社〔明治31年〕卒

経歴
閑谷黌に学ぶ。明治31年同志社を卒業し近衛篤麿東亜同文会の編集部に入る。32年「国民新聞」に転じ外報部主任となり英文欄を担当。傍ら、「ジャパンガゼット」「ノースチャイナ」「デイリーニュース」の通信員となり外報記者の先駆者として活躍、日露戦争には外国人記者の斡旋に努めた。のちロンドンの「デーリー・テレグラフ」、北米の「シカゴ・トリビューン」の通信員、「ジャパン・ガゼット」東京支局長などを歴任晩年電報通信社に入って10余年務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「塩津誠作」の解説

塩津誠作 しおつ-せいさく

1876-1932 明治-昭和時代前期の新聞記者。
明治9年12月26日生まれ。近衛篤麿(あつまろ)の東亜同文会の編集部をへて,「国民新聞」外報部主任。のち「デーリー-テレグラフ」「シカゴ-トリビューン」の通信員,「ジャパン-ガゼット」東京支局長などをつとめた。昭和7年7月9日死去。57歳。岡山県出身。同志社卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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