塩田温泉(読み)しおだおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「塩田温泉」の意味・わかりやすい解説

塩田温泉
しおだおんせん

兵庫県南西部、姫路市(ひめじし)にある温泉。夢前(ゆめさき)川左岸の山峡の温泉で、『播磨鑑(はりまかがみ)』によると元文(げんぶん)年間(1736~1741)のころ湧出(ゆうしゅつ)して、入湯する人々がおびただしかったという。冷泉泉質塩化物泉。姫路市街地からバスの便がある。

[二木敏篤]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「塩田温泉」の意味・わかりやすい解説

塩田温泉
しおたおんせん

兵庫県中南部,姫路市にある温泉。夢前川の清流沿いにわき,静かなたたずまいから静養客が訪れる。泉質は塩化物泉。泉温は 15℃前後。効能神経痛リウマチなど。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android