デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「塩見小堂」の解説 塩見小堂 しおみ-しょうどう 1832-1870 幕末-明治時代の製砲家。天保(てんぽう)3年生まれ。備前(岡山県)の人。各地を遊歴して文武両道をおさめる。のち帰郷し,備前岡山藩の呼びかけで,元治(げんじ)元年(1864)大工棟梁(とうりょう)の尾関滝右衛門とともに大多羅村(岡山市)に反射炉をきずく。十数門の大砲を鋳造したが,試射に失敗した。明治3年7月15日死去。39歳。名は順。字(あざな)は士恒。通称は常蔵。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例