塩類土(読み)えんるいど(その他表記)saline soil

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「塩類土」の意味・わかりやすい解説

塩類土
えんるいど
saline soil

乾燥地域内の局地的凹地で起った塩類化作用により,可溶性塩分が多量に集積した土壌型をいう。間帯土壌の一つ。湿潤地域では降雨と排水によって土壌からすみやかに流亡する。塩類土にはナトリウム塩類が塩化ナトリウム,硫酸ナトリウムなどの形で表層近くに集積している。浅い地下水面から毛管水の上昇によって地表まで運ばれた塩分が,白斑または白色皮殻をつくり,植物はほとんど生育できないので腐植の蓄積がみられない。旧ソ連地域でソロンチャク,アメリカで白色アルカリ土と呼ぶ土壌にあたる。ただしアルカリ性は pH8.5以下であまり強くない。

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