境興野遺跡(読み)さかいこうやいせき

日本歴史地名大系 「境興野遺跡」の解説

境興野遺跡
さかいこうやいせき

[現在地名]酒田市境興野 家之東

集落の南東約五〇〇メートル、標高約一〇メートルの水田にある一〇世紀後半から一一世紀の集落跡。昭和五五年(一九八〇)の発掘調査で掘立柱建物二棟・土壙二八基・溝六一条などの遺構が発見された。直径約四―五メートルの二基の土壙は多量の土器を含み、編年研究上の好資料となった。出土遺物は須恵器土師器・赤焼土器・黒色土器製塩土器灰釉陶器青磁のほか、曲物・厚板・漆塗段皿などの木製品と銅鏡片。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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