増島六一郎(読み)マスジマ ロクイチロウ

20世紀日本人名事典 「増島六一郎」の解説

増島 六一郎
マスジマ ロクイチロウ

明治〜昭和期の弁護士,法学者 英吉利法律学校初代校長。



生年
安政4年6月(1857年)

没年
昭和23(1948)年11月13日

出身地
滋賀県彦根

学歴〔年〕
東京帝大法学部〔明治12年〕卒

学位〔年〕
法学博士〔明治24年〕

経歴
英国に留学し、ロンドンのミドル・テンプル法学院でバリスター・アト・ロー(法廷弁護士)の称号を得た。帰国後東大講師を経て、英吉利法律学校(後の中央大学)創立参画、明治18年初代校長となった。弁護士としても活躍、東京代言人組合会長、弁護士組合会長を務めた。著書に「法律沿革論」「英吉利治罪法」「契約法判決例」「訴訟法」「日本法令索引総覧」(全2巻)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「増島六一郎」の解説

増島六一郎 ますじま-ろくいちろう

1857-1948 明治-昭和時代の弁護士,法学者。
安政4年6月生まれ。イギリス留学でバリスター(法廷弁護士)の資格をえる。英吉利(イギリス)法律学校(現中央大)創立にくわわり,明治18年初代校長となる。東京代言人組合会長,弁護士組合会長。昭和23年11月13日死去。92歳。近江(滋賀県)出身。東京大学卒。著作に「訴訟法」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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