墨江武禅(読み)すみえ ぶぜん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「墨江武禅」の解説

墨江武禅 すみえ-ぶぜん

1734-1806 江戸時代中期-後期画家
享保(きょうほう)19年生まれ。大坂船頭であったが,月岡雪鼎(せってい)にまなび,画を本業とした。また彫金毛彫りを得意とし,石膏(せっこう)で仮山水をつくることにもたくみであった。文化3年1月29日死去。73歳。名は道寛。字(あざな)は子全。通称は荘蔵。別号に心月など。著作に「鉢山図会」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android