墨竹画(読み)ぼくちくが

改訂新版 世界大百科事典 「墨竹画」の意味・わかりやすい解説

墨竹画 (ぼくちくが)

中国,日本の絵画において水墨で描いた竹をいう。北宋代後半の文人,文同(1018-79)が草書の法と竹のシルエットを結びつけたことから新しい様式的生命を獲得し,これに従弟の蘇軾(そしよく)が理論的根拠を与え,文人の墨戯として急速な流行をみるにいたった。墨竹の成立ののちにはいわゆる墨花と呼ばれる墨梅,墨蘭,墨菊等さまざまな主題が取り上げられるようになり,中国画を特色づける一ジャンルである水墨・花卉(かき)・雑画へと展開していく。
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