壅滞(読み)ようたい

精選版 日本国語大辞典 「壅滞」の意味・読み・例文・類語

よう‐たい【壅滞・擁滞】

  1. 〘 名詞 〙 ふさがりとどこおること。すらすらとはかどらないこと。渋滞(じゅうたい)
    1. [初出の実例]「不停待致一レ擁滞」(出典令義解(718)公式)
    2. 「況や国の物産は、封建鎖国の陋制に閉られ、地方に壅滞し」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
    3. [その他の文献]〔晉書‐陶侃伝〕

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普及版 字通 「壅滞」の読み・字形・画数・意味

【壅滞】ようたい

滞りとまる。〔晋書、陶侃伝〕の書、手答せざる(な)し。筆(ひつかん)るるが如く、未だ嘗(かつ)て壅滯せず。をも引接し、門に停客無し。

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