士別神社(読み)しべつじんじや

日本歴史地名大系 「士別神社」の解説

士別神社
しべつじんじや

[現在地名]士別市東八条

士別市街地の東方、九十九つくも山に鎮座。旧郷社。祭神は天照大神で相馬大神を配祀。明治三二年(一八九九)七月に屯田兵第三大隊第五中隊が入地し、士別屯田兵村が成立すると同時に練兵場の一角に祀られた。同三五年、現在の九十九山頂に社殿が建立され、屯田兵移住の日である七月一五日・一六日を祭典日とした。大正八年(一九一九)村社、昭和一七年(一九四二)郷社となった。鎮守の森は開拓当初からエゾヤマザクラなどが植樹され、昭和初期から同三〇年代には花見の名所として見物客で賑わった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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