壬生晴富 みぶ-はれとみ
1422-1497 室町時代の官吏。
応永29年生まれ。壬生晨照(あさてる)の子。応仁(おうにん)2年官務の職と氏長者をつぐ。正四位上にすすみ,治部卿となる。父の代につづき,同族の大宮長興(ながおき)との相論で,壬生家の地位維持に尽力した。明応6年死去。76歳。日記に「晴富宿禰(すくね)記」。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の壬生晴富の言及
【晴富宿禰記】より
…室町時代,1446‐97年(文安3‐明応6)の壬生(みぶ)晴富の日記。別称《小槻晴富記》《晴富(卿)記》。…
※「壬生晴富」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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