日本大百科全書(ニッポニカ) 「大航海時代史」の意味・わかりやすい解説 大航海時代史(年表)だいこうかいじだいしねんぴょう 1394 エンリケ航海王子生まれる(~1460)1409 ヤコブス・アンゲリクスによるプトレマイオス『地理学』のラテン語訳成る1410 ピエール・ダイイ『世界の姿』を書く1415 エンリケ航海王子らポルトガル軍、北西アフリカのセウタ攻略1434 ジル・エアネス、ボアドール岬を回航1451 コロンブス、ジェノバに生まれる(~1506)1477 プトレマイオスの地図イタリアで印刷1482 カウン、コンゴとアンゴラ探検(~1485)1487 この年の暮れから翌年初めにかけて、ディアス、アフリカ南端喜望峰回航に成功1487 ペドロ・デ・クビリャン、東方旅行に出発1492 コロンブス、アメリカ水域に到着。バハマ諸島、キューバを発見1493 コロンブス第2回航海(~1496)。小アンティル諸島、ハイチを探検1494 トルデシリャス条約締結。スペイン、ポルトガルが両国の領有権を分割1497 ガマ、アフリカを南下、翌年5月20日インドのコジコーデ(カリカット)に到着1497 カボート、北アメリカ沿岸(ニューファンドランド)を探検1498 コロンブス第3回航海(~1500)。南アメリカ沿岸を探検1502 コロンブス第4回航海(~1504)。中央アメリカ沿岸を探検1507 新大陸が アメリゴ・ベスプッチの名をとって「アメリカ」と命名される1511 ポルトガル、マラッカ占領1513 バルボア、パナマ地峡を横断し太平洋に至る1519 コルテス、アステカ王国(アステカ文化)征服(~1521)。カルロス1世(カール5世)の命によりマジェラン、世界周航に出発。翌年南アメリカ南端にマゼラン海峡発見1531 ピサロ、インカ帝国(インカ文化)征服(~1533)1535 カルチエ、セント・ローレンス川を探検1543 ポルトガル人、日本の種子島に到達(鉄砲伝来)1545 ペルーのポトシ銀山発見1553 ウィロビー、チャンセラーの最初の北東航海の試み1576 フロビッシャー、北西航路開拓のためカナダに航海1602 オランダ東インド会社第1回航海1610 ハドソン、北西航海に出発、ハドソン湾からジェームズ湾に入って翌年死す 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例