夏卵(読み)カラン

デジタル大辞泉 「夏卵」の意味・読み・例文・類語

か‐らん【夏卵】

ミジンコワムシアリマキなどで、雌が春から夏にかけて単為生殖によって産む卵。ふつう雌が生じるところから、雌卵しらんともいう。
雌雄同体扁形動物の一部種で、夏季交尾器が発達していないときに自家受精で産む卵。卵黄の量が少なく、殻も薄い急発卵

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関連語 雌卵 名詞

精選版 日本国語大辞典 「夏卵」の意味・読み・例文・類語

か‐らん【夏卵】

  1. 〘 名詞 〙 夏期に産出する卵。とくにミジンコやワムシの類が春夏の頃に単為生殖によって産む卵や、扁形動物の渦虫類うちのある種のものが夏に産む卵をいう。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「夏卵」の意味・わかりやすい解説

夏卵
からん

耐久卵

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