夏見御厨・船橋御厨(読み)なつみみくりや・ふなばしみくりや

日本歴史地名大系 「夏見御厨・船橋御厨」の解説

夏見御厨・船橋御厨
なつみみくりや・ふなばしみくりや

平安末期よりみえる伊勢内宮の御厨で、現船橋市夏見・宮本みやもとこめさき町・あずま町・高根たかね町・金杉かなすぎ町一帯に比定される。御厨の称は史料により夏見とも船橋ともみえる。建久三年(一一九二)八月日の伊勢大神宮神領注文(神宮雑書)に夏見御厨とみえ、保延四年(一一三八)建立で代々国司の許可を受ける国免庄であった。給主は内宮一禰宜成長、供祭物は白布二〇反で、別に起請布三〇反を献納している。「神鳳鈔」でも夏見御厨とするが一名船橋御厨とあり、上分布三〇反・口入神主分三〇反、面積二〇〇町。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む