外国投資法(読み)がいこくとうしほう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「外国投資法」の意味・わかりやすい解説

外国投資法
がいこくとうしほう

フィリピンに対する海外からの投資に関する法律で,旧法改正の形で 1991年 11月に発効。海外からの投資をてこ経済不振の打開をはかるのがねらい。憲法による制約安全保障中小企業における雇用確保などの観点から除外項目とされたものを除き,94年 11月までの3年間については,輸出比率が生産額の 60%以上である事業に,100%外資による出資が許可されることになっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android