精選版 日本国語大辞典 「打開」の意味・読み・例文・類語
うち‐ひら・く【打開】
※四河入海(17C前)三「渺々としたる処の、うちひらいたるなりを作たぞ」
[2] 〘他カ四〙
① (「うち」は接頭語) 刀などを体の前方から横、または後ろへ動かす。
※義経記(室町中か)三「うちひらく太刀にて築地の腹に切先打立てて」
② 打ち破って開く。
④ (「うち」は接頭語) 閉じていたものを広く開ける。
※浄瑠璃・国性爺合戦(1715)二「中に一つの大蛤日かげに口を打ひらき」
[3] 〘自カ下二〙 ⇒うちひらける(打開)
うち‐ひら・ける【打開】
〘自カ下一〙 うちひら・く 〘自カ下二〙 (「うち」は接頭語)
① さえぎるものがなく視界が広がる。
② 心が晴れやかになる。
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