外土(読み)がいど

精選版 日本国語大辞典 「外土」の意味・読み・例文・類語

がい‐ど グヮイ‥【外土】

〘名〙
① よその土地。都を遠く離れた土地。
三代格‐二・寛平九年(897)六月二三日「所試之年分者。専請京戸之人外土之民」 〔魏書‐武帝紀賛〕
外国の土地。
※情勢論(1891)〈大島貞益〉二「人民も亦物産貨幣の後を逐ひ、続々外土に流亡するが如き」

げ‐ど【外土】

〘名〙 外国の地。または遠く離れた土地。がいど。

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デジタル大辞泉 「外土」の意味・読み・例文・類語

がい‐ど〔グワイ‐〕【外土】

国外の地。外国。外地
都から離れた遠い土地。
朝敵を平らげに―へむかふ将軍は」〈平家・五〉

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普及版 字通 「外土」の読み・字形・画数・意味

【外土】がいど

外地。

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