日本歴史地名大系 「外川村」の解説 外川村そとかわむら 埼玉県:北埼玉郡騎西町外川村[現在地名]騎西町外川騎西町場(きさいまちば)・根古屋(ねごや)村のある埋没台地の北東の縁に位置し、南は騎西町場、北は八(はつ)ヶ村(むら)落を限る。もとは東の根古屋村と一村をなしていたという(風土記稿)。地元では「そっかわ」という。田園簿には外河村とあり、田高八五石余・畑高五七石余、川越藩領。領主の変遷は騎西町場に同じ。寛文四年(一六六四)の河越領郷村高帳では高二〇四石余、反別は田方一一町一反余・畑方八町一反余。 外川村とがわむら 奈良県:大和郡山市外川村[現在地名]大和郡山市外川町富雄(とみお)川西岸、城(じよう)村の西南に所在。「経覚私要鈔」応永二二年(一四一五)一二月一日条に「諸御領下司・公文支配事(中略)一ゝ(反)新木、一ゝ外川、一ゝ東井殿(下略)」とある。慶長郷帳には「外河村」とみえる。村高二四五・六二石。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by