20世紀日本人名事典 「外村史郎」の解説 外村 史郎ソトムラ シロウ 大正・昭和期のロシア文学者 生年明治23(1890)年6月14日 没年昭和26(1951)年(?) 出生地福島県平市 本名馬場 哲哉(ババ テツヤ) 別名筆名=大宮 三郎 学歴〔年〕東京外国語学校露語科〔大正3年〕卒,早稲田大学英文科〔大正7年〕卒 経歴大正9年から昭和14年まで早大露文科講師、東京外語講師、外務省嘱託を経て、満州に渡る。敗戦後シベリアに抑留され、26年頃アレクサンドロフスク監獄の中で死去。「マルクス主義芸術理論叢書」(全12巻)を編集したほか、編著「ロシア語辞典」、訳書にフリーチェ「欧州文学発達史」ショーロホフ「静かなるドン」などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「外村史郎」の解説 外村史郎 そとむら-しろう 1890-1951 大正-昭和時代前期のロシア文学者。明治23年6月12日生まれ。江川卓(たく)の父。母校の早大と東京外国語学校(現東京外大)の講師をつとめ,外務省嘱託をへて昭和16年満州(中国東北部)にわたる。シベリアに抑留され,昭和26年同地で死去。61歳。福島県出身。本名は馬場哲哉。訳書に「マルクス主義芸術理論」など。編著に「露和辞典」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by