外様衆(読み)とざましゅう

精選版 日本国語大辞典 「外様衆」の意味・読み・例文・類語

とざま‐しゅう【外様衆】

〘名〙 (「とざましゅ」とも) 外様の人々。また、室町時代中期以降、諸大名家格をあらわす呼称。→外様④。
※文安年中御番帳(1444‐49頃か)「右諸大名、外様衆、番頭奉公衆、依其家之守臈、諸侍之礼儀并書札以下、可分別者也」

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デジタル大辞泉 「外様衆」の意味・読み・例文・類語

とざま‐しゅう【外様衆】

室町中期以降、足利あしかが氏の一門やその本来家臣でない諸侯の家格を表す呼称。とざましゅ。

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