精選版 日本国語大辞典 「外郎つむ」の意味・読み・例文・類語 ういろう【外郎】 つむ 口臭を消すために外郎薬を前歯でかむ。相手の歓心を得ようとするさまをいい、多くは初心の者のやぼったいふるまいとされた。透頂香(とうちんこう)つむ。[初出の実例]「近くへ寄って物言はばういらうつめとざはめきて」(出典:浄瑠璃・兼好法師物見車(1710頃)四季) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例