夙川(読み)しゅくがわ

世界大百科事典 第2版の解説

しゅくがわ【夙川】

兵庫県西宮市西部を南流する小河川。六山地東端の甲(かぶと)山(309m)付近に発し大阪湾に注ぐ。全長7km。流路の大部分は天井川をなし,高い堤防上の松や桜の並木は独特の景観として知られ,中・下流は河川公園に指定されている。一方,六甲山麓に扇状地を発達させるほかの河川とともに伏流水酒造りに不可欠の〈宮水(みやみず)〉として利用されている。流域は阪急神戸線が開通した明治末から同甲陽線が開通した大正末にかけて別荘地(苦楽園,甲陽園)や遊園地(香炉園(こうろえん))として開発されたが,現在では西に隣接する芦屋とともに阪神間を代表する高級住宅地となっている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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