最新 地学事典 「多元地形」の解説
たげんちけい
多元地形
polygenetic landform
時代や環境が異なる複数の地形形成作用が働いた結果として認識された地形。同一の地域・地点でも時代に応じて異なる地形形成作用が働いている。ある場所の地形を認識するとき,単一の地形形成作用ではなく過去も含めた複数の作用が働いた結果として現在の地形を考える。例えば,寒冷期に周氷河作用で作られた地形を温暖期の水による作用が侵食し,双方が複合している様子は多元的に地形認識できる。
執筆者:瀬戸 真之
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

