多好方(読み)おおの よしかた

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「多好方」の解説

多好方 おおの-よしかた

1130-1211 平安後期-鎌倉時代の雅楽家。
大治(たいじ)5年生まれ。多近方(ちかかた)の子。建久2年源頼朝にまねかれて鶴岡八幡宮の楽人らに秘曲を伝授し,飛騨(ひだ)(岐阜県)荒木郷をあたえられた。一者(いちのもの)を22年間つとめた。建暦(けんりゃく)元年6月5日死去。82歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android