精選版 日本国語大辞典 「多宝仏」の意味・読み・例文・類語 たほう‐ぶつ【多宝仏】 =たほうにょらい(多宝如来)[初出の実例]「亦、檀木を以て多宝仏の像を造て塔に安置し奉らむと為る程に」(出典:今昔物語集(1120頃か)六)[その他の文献]〔法華経‐見宝塔品〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「多宝仏」の意味・わかりやすい解説 多宝仏たほうぶつPrabhūtaratna 『法華経』宝塔品に現れる仏で,もと東方宝浄世界の教主であった。菩薩の位にあったときの誓願は,法華の説法のあるところには宝塔を湧き起らせて,その説法が真実であることを証明しようということであった。彼は,釈尊の説法が真実であることを,宝塔を湧出させて証明したと説かれている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by