多形性(読み)たけいせい

最新 地学事典 「多形性」の解説

たけいせい
多形性

polymorphism

同一種における個体形質の多様性を指すが,連続的な変異でなく不連続な変異が,集団中にある程度の頻度(通常1%以上)で存在する場合を多形性という。ただし雌雄差の性的二形については入れない。例えば,ナミテントウには赤色に黒色の斑点のあるものから黒色に橙色紋のあるものまで多数の形がみられる。社会性昆虫(シロアリ類など)の場合には階級的多形を示す。また,遺伝的変異が同様に存在する場合は遺伝的多形という。このような多形性は,一つには環境条件の多様な変化への適応と理解される。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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