多忠竜(読み)おおの ただたつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「多忠竜」の解説

多忠竜 おおの-ただたつ

1865-1944 明治-昭和時代前期の雅楽家。
元治(げんじ)2年3月30日生まれ。多忠廉(ただきよ)の長男。明治21年宮内省式部職雅楽部楽手兼伶人(れいじん),大正10年楽部楽長となる。多家伝統をつぎ,笙(しょう)を専門とし,クラリネットもこなした。昭和12年芸術院会員。昭和19年12月22日死去。80歳。京都出身。著作に「雅楽」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む