多核心理論(読み)たかくしんりろん(その他表記)multiple nuclei theory

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「多核心理論」の意味・わかりやすい解説

多核心理論
たかくしんりろん
multiple nuclei theory

都市社会学の用語で,H.ホイトの扇形理論および E.W.バージェスの同心円理論に対する C.ハリスと E.ウルマンの修正理論。彼らは都市の生態学的配置をホイトのように単一の中心の周辺に形成されるものではなく,いくつか別々の核心となる中心地の周囲に土地利用の生態的配置が形成されるとした。たとえば,小売業は近接性を心要とし,工業は広大な土地と水利,交通の便を要し,住宅地は工業地帯からできるだけ離れるほうがよい,などである。これらの要因から核心の分離と地区分化の発生要因とを組合せ,(1) 中央ビジネス地区,(2) 卸売業ならびに軽工業地区,(3) 重工業地区,(4) 住宅地区,(5) 小核心地区,(6) 郊外地区と衛星都市の6つの地区を設定した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む