多田保房(読み)タダ ヤスフサ

20世紀日本人名事典 「多田保房」の解説

多田 保房
タダ ヤスフサ

明治期の陸軍少将



生年
嘉永5年3月(1852年)

没年
昭和10(1935)年5月15日

出生地
加賀国(石川県)

学歴〔年〕
陸士卒

経歴
明治初年以来の各戦役に参加し、10年陸軍少尉となる。日清戦争従軍日露戦争では仙台野戦砲兵第2連隊長として出征し、38年少将に昇進した。39年澎湖島要塞司令官を務め、40年第1師団付、41年待命となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「多田保房」の解説

多田保房 ただ-やすふさ

1852-1935 明治時代軍人
嘉永(かえい)5年3月生まれ。明治10年陸軍少尉となり,日清(にっしん)戦争に参加。日露戦争では野戦砲兵第二連隊長として出征し,38年少将に昇進した。昭和10年5月15日死去。84歳。加賀(石川県)出身。陸軍士官学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android