多田敬一(読み)タダ ヨシカズ

20世紀日本人名事典 「多田敬一」の解説

多田 敬一
タダ ヨシカズ

大正・昭和期の日本画家



生年
明治33(1900)年6月25日

没年
昭和56(1981)年3月1日

出身地
京都府京都市

学歴〔年〕
京都市立絵画専門学校

経歴
戦前は院展文展、国展にたびたび入選。終戦直前から法隆寺壁画の模写をしたのをはじめ、修学院離宮小御所桂離宮のふすま絵の模写を手がけたほか青少年の絵画指導にも尽力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「多田敬一」の解説

多田敬一 ただ-けいいち

1900-1981 大正-昭和時代の日本画家。
明治33年6月25日生まれ。入江波光に師事する。大正15年国画創作協会展で初入選し,昭和2年会友となる。4年帝展で「夏の草花」が初入選。以後,帝展,新文展,日展にたびたび入選。24年から法隆寺金堂壁画,平等院鳳凰堂扉絵などの模写に専念する。昭和56年3月1日死去。80歳。京都出身。京都市立絵画専門学校(現京都市立芸大)卒。本名は敬一(よしかず)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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